続く11
自分を救い出してくれたり違う世界へ連れ出してくれたり、
そんな存在を求める事はまま誰にでもある、
誰しもが自分の力以外の何かによる変化を求める、
こと映画やドラマの中でのお話となると具体的に視覚化されるので幻想のスイッチとしての役割りはまぁ大きい、
みんなそんなある種のヒーローに賞賛を送り憧れを抱く、
いつの時代も人間がいかに自分の力で変わりたくない生き物なのかがよくわかる、
別にいいけどさ、
待ちたきゃ待てよ、
そうこうしてる間に先に行くヤツは行く、
自分がヒーローになりたいわけじゃない、
めまぐるしく変わり続けたいだけ、
だって変わる事楽しいじゃん!
自分という生き物の中に日々の積み重ねがあるとするなら、
日々変わり続ける事を積み重ねたい、
何度となく同じとこに辿り着いてはそこを離れて走ってはスタート地点に戻り、を繰り返す、
そうしているうちに解るんだよ、
自分を変えられるのは自分以外に居ねぇの、
自分が動いた結果得た通称「無駄」は変化に必要不可欠なもの、
自分を変えてくれる(かもしれない)存在を待ち続ける行為の方がよっぽど無駄じゃねぇかよ、
そんな事を言いながら自分はまた、通称「無駄」を積み重ねております、
まぁ、マジで無駄だった事もあるよそりゃあ、
つづく、